別に、引用させて頂いた記事をアレコレ言うつもりはないのだが・・・。
この引用記事の書き出し部分が気になった。
以下に、
先日、メディア各社の取材を受けていた際、ある女性ライターがつぶやいた一言がひっかかっている。
「記者会見って事前に質問を渡しておいて、台本を読み上げるのが普通なのに、この映画の会見はすべてガチンコだから驚きました」
絶句した。
記者会見は本来、記者が取材対象者と向き合う真剣勝負の場だ。ガチンコが普通で、質問者と答弁者に台本がある方が異常だ。すぐに「認識が間違っている」と伝えた。
彼女は安倍首相や菅官房長官の記者会見を想起したそうだ。異常な状況に長く慣らされると、市民の中で異常が正常へと変わっていく。しかも、無自覚なままに……
その怖さを、温和なライターの何気ない一言によって突き付けられた。
では、その、「台本」は、誰?が作るのでしょう?
「安倍」や「菅」ではありません。
「補佐官」(他にも幾つかの役職名はありますが・・・)とか言う「お付きの者」です。
「菅」が会見時に持ち歩いている「付箋がいっぱい付いた書類」がそれです。
恰も、自分が考えた・思ったことのように語りますが、何のことは無い「読んでる」だけです。
「安倍」の場合は、もう少し手が込んでいて「プロンプター」という「電子機器」を使います。
演壇の両側斜め前にある「透明な板」がそれです。「コロナ」対策用の「アクリル板」ではありませんので、お間違いのないように!
そこに「セリフ」が映し出されます。
「安倍」が、ほぼ定期的に、左右に首を振るのは、それを読む為です。
長文になりますので、区切って、左右の「プロンプター」に順番に映し出すのです。
会見場の記者たちの顔色を伺うために、時々、「キョロキョロ」しているのではありません。
そんな余裕、「安倍」にはありません。時々、読み違えたりもします!?
最近の、某国営放送は、健気にも、それを(プロンプターを)、なるべく映さないようにカメラアングルを調整するような配慮を行っています。
話は横道に逸れましたが、「記者会見」というものが、こんな認識が普通になりつつある現状に、「驚く」のを通り越して「怖く」なりました。
「記者会見って事前に質問を渡しておいて、台本を読み上げるのが普通なのに、この映画の会見はすべてガチンコだから驚きました」
いやいや、驚いたの爺さんのほうです!
爺さんが知る限りの「少し前の記者会見」は、こんなものではなかった事だけは確実だ!
引用させて頂いた記事は、以下に。(朝日新聞デジタルのWEBサイト「論座」より。)
今日の写真。撮影地:横浜市泉区(2020/08/04)by PENTAX K-5Ⅱs
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