さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

「雪」に纏わるアレコレ。

 寒い日が続きますね。我が故郷では、多数のクルマが、雪に閉じ込められてしまいました。

 でもね、天邪鬼な爺さんからすると、出入りの不自由な高速道と違って、一般道では、どうだったでしょう?

 昨日、田舎の兄に電話してみたら、「爺さん、婆さん」のいる家は、何ともなかったが、「都会」から移り住んだお宅は、まだ、埋もれてる・・・と、言っておりました。

 「高速」以外は、雪に埋もれて大変・・・なんて、ニュースにもなっていないだろ・・・とも。

 「経験」がモノを言う事柄ですね。

 爺さんが、子供だった頃、一晩で1mの雪なんて、普通でした。驚きもしませんでした。

 爺さんの生家のあたりは、どこのお宅(農家)も、家が、「コ」の字型、又は「L」字型に建てられていました。爺さんの生家は「コ」の字型、で、母屋の両方の片側は「倉」と称する「物置」、もう一方は、「作業場」兼「馬小屋」があって、「コ」の字型でした。

 毎日毎日、雪が降り続くと、屋根から「雪下ろし」をします。屋根から降ろした雪は、「コ」の字型の家の「中庭」に溜まります。「中庭」に溜まった雪を、時々、家の前を流れる小川に捨てるのですが、この作業が追い付かなくなると、中庭の雪が、どんどん高くなります。

 時に、玄関を出ると、中庭の「雪の山」を上って、通りに出る・・・なんてこともありました。家に引き込んでいる電気の引き込み線に頭が引っ掛かりそうになったり・・・。

 ウソのような本当にあった出来事です。(昭和38年の「38豪雪」の時です。WEBで探せば見つかると思います。)

 注:「馬小屋」は、現在の「トラクター」の役目を「馬」に託していたので、その「馬」のお家です。競走馬を育てていたわけではありませんので、誤解のないように!

 「雪」は、「スキー」とか「雪ダルマ」とか「かまくら」などで「親しん」でいるぶんには「仲良し」ですが、そうでもない一面もありますね。

 随分前に、実話に基づいた、「高倉健」さん主演の「八甲田山」という映画が作られました。爺さんは、その映画の「DVD」を持っているので、時々見るのですが・・・。

八甲田山 特別愛蔵版 高倉健 主演 DVD2枚組

八甲田山 特別愛蔵版 高倉健 主演 DVD2枚組

  • 発売日: 2014/12/10
  • メディア: DVD
 

 その中で、とても心に残っている「セリフ」があります。

 それは、「岩手・宮城」出身の兵隊は、『・・・雪の怖さを知らない・・・』(実際の映画の中では「訛り」が入りますので、少し違うのですが)というもの。

 「八甲田山」の雪中行軍に参加する、「青森五連隊」と「弘前三十二連隊」夫々の構成員(兵隊)を比較して、「青森五連隊」は、太平洋側に位置する比較的雪の少ない岩手県宮城県出身者が多く、「弘前三十二連隊」は、日本海側に位置する豪雪地でもある青森県秋田県出身者が多い。そのことが、何か困難な状況に陥った時に、生死を分ける要因になる・・・、と言うもので、兄弟で、その行軍に参加させられた兵隊で、「青森五連隊」に参加させられた「弟」弘前三十二連隊に参加する「兄」が心配する場面でのセリフなのです。

 初めて、この場面を見た時に、思わず、頷いてしまいました。

「雪」は、接し方によって、「楽しいもの」になったり「厳しいもの」になったりします。

 今日の写真に、神奈川県側から見た「富士山」を載せますが、今年の「雪」は、少し「変」です。普通に想像してみて下さい。山頂から、麓に向かって、ある位置までは「白」の筈ですが、今シーズンは、そうでもありません。且つ、先日、TVで報じられた「山梨県側」は、この時期でも、殆ど「雪」(冠雪)がありませんでした。

 その原因は?と、「天気予報」で、それを語ってくれる場面は、これまで見当たりませんが・・・。

 こんな感じです。写真左側の斜面にある白い部分は、多分、「積雪」です。しかし、右側には、「積雪」は確認できません。

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              南側     北側

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 撮影地:横浜市泉区(2020/12/17)by PENTAX K-5Ⅱs with TAMRON AF 17-50mm F:2.8 [IF] ASPHERICAL LD XR DiⅡ SP + KENKO Pz-AF 1.5X TELEPLUS SHQ

 因みに、以下の画像は、昨年10月23日の画像です。

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 「さりげなく・・・- tomy2291.hatenablog.jp」をお読みいただき有難うございました。

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メインアカウントサブアカウントへの移動用に、上記のようにリンクを張りました。)

 今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。