さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

寄稿文を読んで・・・。

 

 昨日(4/8)愛読の月刊誌が届きました。岩波書店発刊の「世界5月号」です。

 当然の事でしょうが、最初の特集記事は「ウクライナ」です。著名な専門家諸氏がそれぞれの立場や分野から「寄稿文」を寄せています。

 一つだけ爺様が痛感(感銘)した現地取材を基にした状況記述をご紹介します。

 某TV局の報道番組のキャスターでもある方の記事(寄稿)の抜粋です。

 「・・・さて、ウクライナから帰国するには再びルーマニアに陸路国境越えをすることになっていた。その日は朝から雪が降っていた。すでにウクライナ側の検問ゲート前には長蛇の列ができていた。車の列も長くなっていた。朝八時すぎから三時間半、吹きさらしの屋外にウクライナ人の人々と一緒に並んだ。さすがに寒さで体が震えてきた。特に爪先の感覚がおかしくなってきている。それでも人々は足踏みをしながら寒さをしのいでいた。行列は遅々として進まない。窓口が例によって一ヵ所しかないのだった。しかも出入国が同じ窓口。ここでも僕らはいろいろな経験をした。赤ちゃんを連れた母親が来ると、行列の人々は自然に道を譲っていた。みんな無言で道をあけるのだった。何の混乱も見られなかった。こういうものなのだな、と心にしみた。・・・」

 さて、陸路で他国へ出国することのない日本人の皆様、このような状況でもなお整然と並んで順番を待つことが、自分より厳しい状況に置かれた人々への配慮ある行動ができるでしょうか?

 爺様はできないかもしれません。

 偉そうな問いかけをしました。お許しください。

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 撮影地:横浜市泉区(2022/04/07) by PENTAX K-5Ⅱ(s) with PENTAX-DA 1:3.5-6.3 18-250mm ED AL [IF] / 画像処理:PhotoPad v.8.00

 

 「さりげなく・・・- tomy2291.hatenablog.jp」をお読みいただき有難うございました。

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 今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。