「梅雨入り前」の「真夏の天気」。
多少、湿気が無いのが唯一の救い。
このご時世、誰が好き好んで、満足に座れない電車に1時間乗って、長い階段を上り下りして、同じ思いのジジババで混雑する接種会場へ行くでしょう?
早い者勝ちで、月曜日午前9時から30分も経過しない内に、今週分の受付は終了しました。次回は来週月曜日の午前9時から受付を開始します・・・。
こんなことを毎週繰り返されては、誰でも、我が地の「区役所」の区政は「当てにならない・・・」と落胆し、信用しなくなるでしょう。
だから、自分の体にムチ打ってまで、花の東京まで出かけていくのです。早く「ワクチン打ってほしい・・・」との一途の望みで。
でも、高齢者の本音は、これでしょうね。
高齢者からは「人が集まる遠方の大規模会場に行きたくない」「近所の病院で打ちたい」などの声が上がっている。
全国津々浦々の行政手法は様々でしょう。
しかし、その原点は、多くの住民の皆さんが「どう考えているか?何を望んでいるか?」、それをくみ取り吸い上げて施策に反映させることでしょう。
それを、最大限組み入れて施策を実行している自治体は、混乱もなければ、反発もありません。
少し期間はかかっても、予め、「あなたの接種は○○日です。少し待たせることになりますが・・・」と、お知らせもできれば、それに対する了解も取りやすく、一番大事な「安心」を届けることができます。
折角、お役所が決めてくれたんだから、もう少し待ってみようか・・・と。
今、この国の行政で、「一番足りないこと」なのではないでしょうか? もっと偉そうな書き方をすれば、それが「行政の基本」ではないでしょうか?
撮影地:横浜市泉区(2021/06/08) by PENTAX K-3Ⅱ with TAMRON AF 70-300mm 1:4-5.6 TELE-MACRO LD Di
「さりげなく・・・- tomy2291.hatenablog.jp」をお読みいただき有難うございました。
ご意見、ご感想、ご批判などは、遠慮なく、「ブックマーク」や「コメント」にお書きください。
今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。