さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

「マスコミ」の劣化。

 

 「産経新聞」の読者や支持者の皆様方には誠に申し訳ないが、一言、「良くここまで書けるものだ」と思う。「裏」は取れているのでしょうか?(同じような失敗を何度も繰り返さないようにご忠告申し上げます。) もらいモノ記事か? まるで、某国営放送の「安倍」べったり女性記者と酷似していて妙だ。(臨場感もタップリと・・・)

www.msn.com

 

 

 

 自衛隊の墜落ヘリの整備時交換部品は「中古品(摩耗した部分を修理し再生した)」だったそうです。

 

 「毎日新聞」の記事。

mainichi.jp

 

 「産経新聞」の記事。

www.sankei.com

 

 「時事通信」の記事。

www.jiji.com

 

 「朝日新聞」の記事。

www.msn.com

 

 各社夫々に書き方はあるが、基本的な事柄が一つ二つ抜けている。

 

 「産経新聞」の記事は論外。(事故の状況以外に何も書いていないので)

 

 まず、「メインローターヘッド」なる部品を、何故、1750飛行時間に達したら交換する必要があるのか? 当然ながら、摩耗するとか強度が低下するとか何か要因がある筈だ。事故機の「メインローターヘッド」は「摩耗」が進んでいたのか? 交換する前に付いていたもの(交換前のもの)を調べればわかるだろう。

 次に、別の同型機で845飛行時間が経過したところで「別の部品とヘッドとの接続部の一つに摩耗が見つかり」交換したその原因(摩耗した原因)は何だったのか・・・。

 

 という具合に突っ込んでいけば疑問点はいくらでも出てくる。それを一つ一つ明らかにしていくのが「マスコミの使命」ではないのだろうか? 尊い命が失われてしまった「重大事故」なのだ。

 防衛省に聞いても明快な回答は得られないかもしれない。ならば、軍事評論家などの識者に聞いてみればわかるかもしれない(多分、わかる)。

 このような記者としての基本的な行動(これが仕事だろう)が疎かにされていないか? 政権や防衛省の発表だけを鵜呑みにしていては上記の程度の記事を書くのが精いっぱいだろう。

 

 最近よく言われる「マスコミの劣化」はこんなところにハッキリと出ている。

 

 しっかりしろ! マスコミの諸君! 東京新聞の「望月記者」のように、納得がいくまで何度でも挙手し質問し、菅官房長官を逃げ帰らせるような状況まで追いつめてみろ!

 防衛省は、「ボイスレコーダー」の解析も「破損がひどく困難・・・」とか言って、早くも防御線を張っている。

 

 

 明日もゆっくりのんびりいきましょう。