「ボランティア」って何でしょう?
以下の記事中(NHKニュースの記事)にある文章から引用させていただいたように、 「東京大学大学院教育学研究科の仁平典宏准教授」は、「ボランティア」について語っています。
ボランティアの実態に詳しい東京大学大学院教育学研究科の仁平典宏准教授は「ボランティアで大切なのは自発性や主体性で、ボランティア教育の名の下、それらが保証されずに行うのは奉仕活動だ。各校5人とか、割り当てるというのが、そもそもの順番が違う。上から強制という形でやるとか、創意工夫がない形でやらされると、やらされた受動的な経験となってしまう。子どもたちの自主性をベースとして、側面支援するのが、本来の教育の在り方だ」と話しています。
「東京都」は、以下の記事の要領で、東京2020オリンピック・パラリンピックの中高校生の「ボランティア」を募集(半ば強制的に割り振り)しているという。
爺さんも、長い間「福祉ボランティア」をやっていましたが、「ボランティア」で一番大事なことは、「ボランティア」自身の自発性・主体性です。もっと、具体的に言えば、言葉は適当ではないかもしれませんが、依頼されたから(強制されたから)やるのではなく、自分から進んでやることです。
応募者多数で「抽選」で・・・と言う状況なら許せる範囲かも知れませんが、各校に人数の割り当てと言うのは、「自発性・主体性」に反するやり方ではないかと思います。
こちらは、国民を甘く見た結果が、あらぬ方向へ「発展」してしまいました。
爺さん的には、「中止」と言うやり方には「反対」です。
自民党・二階幹事長みたいな言い方になりますが、折角の機会です、「各界の方々や市民の方々と盛大に催せばよい」。
但し(但し書きが付きます。)、
国民が納めた「税金(約6,000万円」を使って行う「催し物」です。
まず、「税金約6,000万円」の使い道を明らかにすること。
事務的経費は〇〇万円、
飲食的経費は〇〇万円、
警備費は〇〇万円等々・・・。
次に、1万人を楽に超える「招待者」の「氏名」と「何に功労があったか(招待した理由)」を明らかにすること。
この2点を、誰でも閲覧することができるような形(WEBとか広報とか官報とか)で公表することです。
膨大な数に及びますが、特別な集まりに「税金」を使ったのです。プライバシー云々にも異論はあるでしょうが、明らかにすべきでしょう。
さて、どういう功労者が、何人集まるでしょう? いや、集められるでしょう?
蛇足ですが、「新宿御苑」は、確か、「酒類持ち込み禁止」だったと記憶していますが・・・。
「新宿御苑」の管理者(管理団体)にも、酒食の提供を許可した(許可する)「理由」を伺いたい。
今年春の「桜を見る会」に「招待」された方々の「ブログ」から、参議院の委員会で指摘されると、一斉にその部分だけ「削除」されたという。 素早い対応で驚きますが、それほどに問題を抱えた(公職選挙法に違反するような)集まりだったのだろうと、誰しもが考えてしまう。
あ~だ、こ~だと逃げ回ればそれだけ深みに嵌っていく。自民党自身が、早く適切な対応をしないとそのダメージは大きくなるばかりだろう。
それができれば、「安倍」がこんなに長く総理大臣の座に居られないのだが・・・。
撮影地:横浜市泉区(2019/11/11)by PENTAX K-3 with TAMRON AF 17-50mm F/2.8 (IF) ASPHERICAL LD XR DiⅡ SP
「福祉ボランティアの日々- tomy2291.hatenablog.jp」をお読みいただき有難うございました。
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今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。