さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

「傀儡政権」は、言われるがままにまっしぐらに突き進む!

 

 「極右安倍政権」の国会騒動をよそに良いお天気でした。未明までは「雨」でしたが・・・。

 

 国民が「何~となく」選んでしまった「狂人アベ」がとんでもない「国会無視政治」を行っています。「アベ」支持の皆さん、あなたの行く末を案じたことはありますか?

 

 この場に及んでも、「アベ」の御用報道を流す放送局が存在することに、うすら寒さを感じます。「平等」と「中立」の意味がわからないようです。

 この国は何処へ行くのでしょう? もっとわかりやすく言えば、米国の傀儡政権である「アベ政権」は何処に?この国を持っていこうとしているのでしょうか?

 

 

【 今日の記事 】

 

1.「とても気になる、どう考えますか?」

 

 また、新たな問題が提起されたようです。 全ての問題の原点は「内閣府」にあるようです。

www.msn.com

 

 「アベ」の手下が命令されるがままに、自分を殺して、従っているようです。石破さん頑張れ!!!(自民党支持者ではありませんが・・・)

www.msn.com

 

 「ヤンキー先生」も落ちるところまで落ちたようです。昔の威勢のよさは何処へ行ったのでしょう。「アベ」に飼われるペットです。あまり可愛いとは言えませんが・・・。

 昔、熱血指導を受け立ち直った人たちは、この光景を見て何を感じているでしょう?あまり良い感じではないと想像します。

www.j-cast.com

  同上。

www.nikkan-gendai.com

 

 

2.「言いたいこと(1.と関連あり)」

 

 君の名は、「狂人」&「ウソつき」。

 

 

3.「写真」

 

 今日は写真撮りには行きませんでした。

 

 

4.「ボランティア活動」

 

 今日はボランティア活動はありませんでした。明日は「お墓参り」にお出かけの利用者さんの福祉車両運転ボランティア活動です。

 

 

5.「終わりに」

 

 普通の、いつも通りの「明日」が来ることを祈って、明日もゆっくりのんびりいきましょう。

 

 

 

「梅雨」らしいお天気。

 

 「加計」問題は、何と!、まだ!、「認可」がおりていないのです。それにもかかわらず、いつもニュースに出るように、かなりの工事が進んでいます。

 「不認可」になったらどうするのでしょう??? 「加計学園」ありきで進んでいることに疑問を挟む余地はないようです。

news.nifty.com

 

 

 幾つかの記事を貼ってみました。お時間のある時にお読み頂ければ・・・と思います。

dot.asahi.com

 

 こちらは4回に分けて書かれています。参考になる部分が多いと思います。

www.data-max.co.jp

www.data-max.co.jp

www.data-max.co.jp

www.data-max.co.jp

 

 

 昨夜からの雨が、一旦、上がったようにも見えるが、今は「梅雨」。程なく、ポツポツときてもおかしくないような雲行きだ。

 

 今日は午前中から福祉ボランティア活動。帰りも夕方になりそうなので、こんな時間にブログ書いてる。

 

 今朝の朝刊(朝日新聞)。「加計」問題など、もう、過去の揉め事のように、紙面を割く記事も僅かで・・・。振り返って、「森友」問題に至っては、何も解決していないにも拘らず、その言葉(語句)すら見当たらない。

 

 この国の「報道」ってこんなものだったのだろうか? いつから、こんな体を成すようになってしまったのか?

 

 昨日、TBS(JNN)系列で流れた報道。今まで何も語らなかった「加計」側からの発言(文科大臣への要請?)。後追いでもいいから報道してほしかった・・・と思うのは私だけだろうか?

 

 朝日新聞! どうした!!

 

 まあ、そんな中で、例の「パンダ」が一面トップ(でも、一面2番目かな?3番目かな?)でなかったのが救いにはなったかなぁ~・・・とも思うが、この時に「カフェイン」の話。

 国会も終盤で与野党の駆け引きもあれこれあって・・・、と、期待したのだが・・・。

 

 

 今日は気温も低めで雨む降ったり止んだりだそうで、福祉車両運転のボランティア活動なので、「雨対策」に気を配りたい。

 利用者さんを雨に濡らしてはいけませんし、自分自身も雨に濡れては体調を崩すことにもなりかねない。雨に濡れたままエアコンの効いた車内に入ることは、「濡れたのが早く乾くからいいじゃない・・・」では済まされないものがある。

 

 

 さて、そろそろ出かけます。

 

 今日も安全運転でゆっくりのんびりいきましょう。

 

 

 

「引き延ばし」作戦実行中!

 

【 今日の記事 】

 

1.「とても気になる、どう考えますか?」

 

 さて、国会も終盤。会期延長もされるようですが、どんな展開になるでしょうか?

 

 

 相変わらず色々と出ます。 NHKも随分と忖度しているようです。誰に? 決まってるでしょ! 官僚じゃないけど、予算通してくれないもんで・・・。 NHK内部でも上の偉い人のご意向には逆らえないようです。

news.nicovideo.jp

 

 とうとう、加計側からも出てきました。文科大臣は「大ウソつき」のようです。この人、冷静に官僚が用意した文書を冷静に読んでいるようで、実は、顔が引き攣っています。

headlines.yahoo.co.jp

 

 「読売」もこの所良いことないようですね。官邸の広報機関であることがバレバレになりました。もう、何を書いても「色眼鏡」でしか見てもらえません。序に「巨人」も敗戦続きで・・・。

headlines.yahoo.co.jp

 

 更に、農水省までもが・・・。外堀はどんどんと埋められていきます。

headlines.yahoo.co.jp

 

  昔の癖が出ましたか? 松野大臣を見習いましょう。でも、その前に、選挙区の畑耕していますか? 貴方の選挙区にある工場に20年ほど勤務していましたので友達もたくさんいます。その友達が「あんまり見ない・・・」と言っていますよ。

headlines.yahoo.co.jp

 

 

2.「言いたいこと(1.と関連あり)」

 

 今日はボランティア活動もなく、お昼ころは暇だったので、TBSテレビの「ひるおび」を見ていました。いくつか取り上げられた話題の内に「加計学園」問題も入っていました。

 毎度登場する「時事通信」の某氏、例の「文書」のことを「大したものじゃないから・・・」と不用意に発言、途端に、他の評論家から、「大したものだと考えます・・・」と切り返され、その後、言いたいことも言えなかったようでした。

 

 「口は禍の元」とか言います。御用評論家はそろそろ卒業しては如何でしょう。

 

 

3.「写真」

 

 久し振りに「境川遊水地公園」へ行ってきました。コンパクトデジタルカメラしか持っていかなかったので、写真らしきものは殆ど撮れませんでした。

 

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  カメラ:PENTAX Optio VS20 Compact Digital Camera

  撮影地:横浜市泉区 2017/06/12

 

 

4.「ボランティア活動」

 

 今日はボランティア活動はありませんでした。明日は朝から夕方までボランティア活動満載です。

 

 

5.「終わりに」

 

 明日もゆっくりのんびりいきましょう。

 

 

「やる気」ある?

【 今日の記事 】 

 

1.「とても気になる、どう考えますか?」

 

 日曜版各紙は、何もなかったような静けさですが、NHK日曜討論でも、「再調査」と言いながら、やる気のない、調査したよ・・・という実績を作るための仕業としか受け取れないものにしようと、決めにかかっているような言い回しや態度に、気分が悪くなりますね。

 そういうことを平気で発言していること自体、「安倍後」の自分の立ち位置をなくしてしまうことがお分かりにならないようで、「可哀想」ですね。

 「ツケは必ず回ってきます」

 

 よく整理されていると思います。是非読んでみて下さい。

www.msn.com

 

 

2.「言いたいこと(1.と関連あり)」

 

 こちらの記事も、とても参考になります。大して時間はかかりません。是非読んでみて下さい。

headlines.yahoo.co.jp

mainichi.jp

mainichi.jp

mainichi.jp

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 今日はもう一つ載せます。「アベ」の「大うそつき」の証明です。「河野洋平」氏が、月刊誌・世界7月号(岩波書店刊)のインタビューに答えて発言しています。

 

 月刊・世界7月号 P.94~P.95 から抜粋。

「東アジアの危機をどう克服するか」 河野洋平氏 インタビュー

 

『 安倍政権の唱える憲法改正の狙いは、9条です。高等教育無償化などの案は、長年にわたり日本人が守ってきた憲法を変えようとする目くらましのためのものと言っていいでしょう。教育無償化も環境も、やりたければ改憲の前に法律を改正したり政策を変えたりするなど、やれることをやればいいのです。

 そのような改憲案に賛成し、憲法改正というパンドラの箱を開けてしまえば、その結果、中からはまったく別のものが出てきて驚くことになるでしょう。この箱を開けるには十分な注意が必要です。私は、改憲には絶対に反対です。とりわけ、いま、右傾化した政権のもとでの憲法改正は絶対にさせるべきではありません。

 安倍総理が言う、「憲法改正自民党の結党以来の党是」といったことはまったくの間違いということも指摘しておきたいと思います。自由民主党という政党は、1955年に自由党日本民主党が合併してできた政党ですが、当時、自由党はどちらかといえば護憲が多数で、民主党改憲派が多かったのです。改憲派護憲派の二つの党が合併して改憲派の党が生まれたわけではありません。当時は吉田自由党が長く政権を持っており、それに鳩山民主党が合併をしたのですから、そうして結党された自由民主党改憲を前面に掲げた政党になるとは考えられないことです。当時の吉田自由党の顔ぶれを見ると、吉田茂さんをはじめ、大蔵省や運輸省出身の官僚など、主に戦後派の代議士が集まっていた政党でした。一方、鳩山民主党は、戦前から代議士だった人たちが主力となって作られた政党です。その中には、戦後一度追放になって、追放解除になった人たちもいました。戦前派の多くは改憲や自主憲法制定を主張していましたが、一方でそうでない人たちもいたのです。そのような経緯を考えても、自由民主党が「一貫して」改憲政党であったとは言えないでしょう。

 また、自由民主党の結党時に出した五つの文書の中で、特に重要な「綱領」などの三つの文書の中には憲法に関する記述は何も入っていません。残る二つの文章の中の最後の項目に入っているだけです。結党から20年目に作られた政策綱領改定委員会には私も入って議論をしました。その際には私たちの主張は認められず、「自主憲法」という文言が入りましたが、それから10年後にまた練り直しをした時には、井出一太郎さんが関わられて、表現はもっと穏やかなものになりました。さらに、私か自民党総裁だった結党40年目には、後藤田正晴さんが党基本問題調査会長をつとめられ、改憲に関しては党大会で採択された「新宣言」の中で「新しい時代にふさわしい憲法のあり方について国民とともに論議を進めていく」という文言でまとめられました。ですから、自民党が一貫して改憲を党是としてきたというのは嘘なのです。

 情勢が緊迫している今だからこそ、九条を前面に出し、外交を繰り広げるべきです。改憲にエネルギーを割いている状況ではないはずだと、声を大にして言いたいと思います。』

 

  如何でしょう。日頃、「アベ」の言っていることとは随分違いますよね。

 

 

3.「写真」

 

 早朝の散歩から。朝方はどんより曇り空でした。

 もう、「ひまわり」が咲いています。

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 カメラ:PENTAX Optio VS20 Compact Digital Camera

 撮影地:横浜市泉区 2017/06/11

 

 

4.「ボランティア活動」

 

 今日もボランティア活動はありませんでした。

 今週は、13日(火)と16日(金)に活動予定が入っています。

 

5.「終わりに」

 

 明日もゆっくりのんびりいきましょう。

 

 

「国民」のほうを向いて・・・。

【 今日の記事 】

 

 「怪文書」の再調査が行われるようですが、どういう調査なのか、誰が調査対象(調べられる人)なのか、調査する人(調べる人)は誰なのか、もう一つとても重要なことは、調査する人(調べる人)に「第3者」を入れるのかどうかです。

 

 身内だけでいくら調べても、国民が期待する調査などできる筈がありません。今までの「いい加減」な「事なかれ主義」的なやり方では、無理なことは既に明白です。

 

 「森友」にしても「加計」にしても、ここまで問題が大きくなって、ネトウヨの皆さんがよく言われる「この問題による国政の停滞」を解消させる為には、行政府の「責任」の所在をハッキリさせ、国民にわかりやすく説明することが必要です。その過程においては、責任者の「処分」も視野に入ると考えます。

 

 いずれにしても、「国民」のほうを向いて取り組んでほしい。

 

 

1.「とても気になる、どう考えますか?」

 

 猛省すべきは、「内閣府」です。「怪文書」発言した人なんかは「特A級戦犯」です。勿論、「首相」も対象外にはできません。その「内閣府」に利用された「ゴミ売新聞」とかも猛省が必要でしょう。

www.msn.com

 

 わかりやすいですね。例え話が。本丸は「首相」であることもお忘れなく!

www.msn.com

 

 いいですね! 名前の挙がっている人全員が対象です。下手な人選は、更なる疑惑を増幅させます。勿論、「怪文書」発言した人も例外ではありません。

 随分昔、「55年体制」とか言って、「自民党」と「社会党」が「なあなあ」で国政をやってた頃でも、ここまで来てしまえば、「内閣総辞職」とかは普通だったと思います。「長老」達はご存じの筈です。聞いてみては如何でしょう。

www.tokyo-np.co.jp

 

 

2.「言いたいこと(1.と関連あり)」

 

 マスコミは、一切、書いたり報道したりしていませんが、政権が、「共謀罪」の参院採決と抱き合わせで収束を図ろうとしてはいないでしょうね? あの姑息で「悪代官」のような「政権」ですから・・・。

 再調査で「それらしき事実を少しだけ公表する」から「共謀罪法案」は、今国会会期内(多少の会期延長はあるかも知れないが)に「参院可決」とかいうシナリオを・・・。

 

 これ、一番、国民を「バカ」にしたやり方だと思います。まあ、「バカ」にされる国民もどうかとは思いますが・・・。

 

 

3.「写真」

 

 今日は朝から良いお天気で「写真撮り日和」ですが、多分、行かないと思います。

 

 

4.「ボランティア活動」

 

 福祉ボランティア活動はありません。

 

 スポーツボランティア活動は、8月末に行われる「水泳大会」の活動依頼が届いている。あんまり乗り気がしない。もう少し考えてから決めることに。

 

 そろそろ「マラソン大会」(12月初め)の活動依頼も届くはずだが、こちらは今回で活動を終了(卒業)したいと思っている。新旧交代というところです。いつまでも「老人」が場を取り仕切っているのもどうかと思いますので・・・。

 

 

5.「終わりに」

 

 今日は暑くなる・・・とか予報が出ている。熱中症に注意しましょう。

 

 今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。

 

 

「出来レース」ですね。

  「加計問題」で、「文書」の再調査をやるそうで。

 

 しかし、何やっても、「出来レース」で「トカゲの尻尾切り」で終わりでしょう。本来ならば責任を取る必要のある人物は「知らぬ存ぜぬ」を押し通すでしょう。

 

 それでも、物言えない・書けない・報道できないマスコミと、無関心を装う国民の大多数は、それで満足するでしょう。

 

 それを見透かした、国民を「バカ」にした、「悪知恵大得意」の「政府」の仕業です。「バカ」にされていることにそろそろ気付きましょう!

 

 「誰か」が、その責任を取らされるでしょう。本来なら、そのような事をしなくて良い人が・・・。

 

 

biz-journal.jp

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

  明日もゆっくりのんびりいきましょう。

 

 

「いい加減」が得意です。

 

【 今日の記事 】

 

1.「とても気になる、どう考えますか?」

 

  「被ばく事故」が起きました。やることなすこと全ていい加減で不適当な「日本原子力研究開発機構」で起きました。

 

 少し古い書籍(と言っても、1年少し前の刊行ですが)に、以下のような対談が載っていました。今回の事故記事を読んでいて「そう言えば・・・」と読み返してみて、転記してみました。誤字脱字はお許しください。

 

安倍晋三が〈日本〉を壊す──この国のかたちとは:山口二郎対談集

安倍晋三が〈日本〉を壊す──この国のかたちとは:山口二郎対談集

 

  P.144~P.173 「脱原発を妨げる国際原子力複合体」

 「山岡淳一郎」氏と「山口二郎」氏の対談から抜粋。

 

 『原発は目先の損得勘定と核武装化の欲望』

 

山口 福島では、地下水汚染をどうやって止めるかなど、依然として試行錯誤がつづいているし、メルトダウンした原子炉の地下の状態が今、どうなっているのか、溶け落ちたものをそのまま放っておくのがいいのか。この間、専門家が言っていましたが、5年たっても、今、どういう状態かすら、まったく分かっていないそうです。

山岡 福島原発の事故炉には遠隔ロボットがたくさん送りこまれているけど、壊れてしまう。とんでもない状態がまだつづいています。溶け落ちた燃料デブリがどんな状態で、どれだけ溜まっているか、分かってない。それを取り出さなければ、廃炉はできません。その核心的なところが、まったく見えていない。そういう状態なのに、再稼動や原発輸出の問題を含め、元の状態に戻そうとしているわけですね。

山ロ ロボットが壊れるというのは、炉内の放射線量が高すぎるから?

山岡 ええ。ロボットに付けた電子回路素材などの分子結合が、途方もない放射線のエネルギーで瞬く間に壊されるそうです。関係者から聞きました。

山口 あれだけの事故が起こり、根本的なところがほとんど解決していないにもかかわらず、政策を変えられない日本というのは、いったい何なのでしょう。政治学者としては一番情けないですね。我々も、そういう無責任体制を批判はするけど、権力側は、そういうものを敢えて、いっさい見ないようにして政策を決めている。

山岡 まず、都合の悪いことはフタをしようというのがある。見て見ぬふりですね。根本的に、エネルギーの分野は、今、相を変えようとしている。単純に言うと、産業革命期に石炭、20世紀に石油と、固体から液体に変わった。さらに、60年代から70年代に天然ガスの開発が進み、気体の時代へと移る。さらに自然エネルギーが新しい相として出てきた。あるいは水素利用の流れがある。こうした変化を加速させているのが、ITを中心にした情報通信技術です。エネルギー体系の根本が変わろうとしている。その中にあって、原発は、使用済核燃料の処理ひとつとってもツジツマの合わない古い技術なんですね。技術倫理的にも。ところが、いまだに、そこにしがみ付く。その理由は電力会社の目先の損得勘定。止まって不良資産化している原発を再稼働すれば、とりあえず、負担が軽くなる。来年、再来年の収支は上向くとか、そんなレベル。せいぜい2年、3年の予見性にすぎないですね。

 原発立地自治体でも原発を動かさないと雇用が失われ、地域が衰退する、だから再稼働を、という声もあります。それに押されて再稼働派の地方議員や首長が当選して地元の意見が出てくる。しかし、そもそもそこに原発ができたのは、国が電源開発目的税の税収を財源にして、交付金などの「電源立地対策費」をぶち込んだからでしょう。過疎で、出稼ぎが常態化していたような地域に札束が投じられて原発はできた。原発が雇用を生んだのは間違いない。ハコモノもたくさん建った。

 しかし、原発依存の地域経済は、40年程度で原発廃炉となると、新規にまた一つ、また一つと原発を建てて交付金を貰わなければ回りません。エネルギーの根本が変わっている状況で、延々と原発を建て続けるなんて不可能。地方の自立も夢物語です。何よりも、国は原発を閉じる道筋を明確にして、痛みを伴う原発立地自治体には財政支援を計画的に行う。一方で、自治体側も脱原発を進めなければならないでしょう。廃炉が完了するには20~30年の歳月がかかる。その間に自立の道を確立してほしい。代替エネルギーの研究開発や、農林水産業の再生、製造業の立地など検討テーマはたくさんあります。

 答えを出すのは難しいけれど、仮に、もしもそこに札束と一緒に原発が建っていなければ、その地域は消滅していたのでしょうか。他にやりようはなかったでしょうか。原発事故を経験した福島の人びとは再稼働を求めていません。私が取材している範囲では、そうです。被災地から離れた会津市や福島市のなかには再稼働の意見もあるのかもしれませんが、とうてい多数だとは思えない。まずは国が原発から脱する方向性を明確に示す必要がある。

 ところが、福島原発事故後も、政・官・財・学・報の5つが結びついた「原子カムラ」はしぶとく原発維持を図ろうとしています。原発を維持すれば巨額の資金が投じられ、当面の雇用も守れます。そんな電力会社や労働組合の思いを政治家が代弁して「票」や政治資金を得ようとする。官僚は原子力産業界とのつながりを太くして天下り先や出向先を確保する。学者はムラの総意を学問的に補強する役割を担って研究費を得て、影響力を強める。メディアはムラの意向に洽った言説を並べて原子力産業界から広告収入を得る、と。持ちつ持たれつの5角形(ペンタゴン)体制ですよ。

 70~80年代にかけて原発の建設基数と発電量は、時々の経済情勢などとはかかわりなく、一直線の右肩上がりに伸びました。原発を建てることが目的化し、それをペンタゴン体制が支えた結果です。その慣性で、いまもムラは動き続けようとしています。

 原発維持の、もう一つの隠れた動機は、自民党の政治家と官僚のなかにある「潜在的核抑止力」としての原発への妄信でしょう。古くは、安倍晋三首相の祖父、岸信介元総理か「現憲法下でも自衛のための核兵器保有は許される」(1957年5月14日記者会見)と言った。外務省幹部も個人談話として「外交力の裏付けとして核武装の選択の可能性を捨ててしまわない方がいい。そのためにもプルトニウムの蓄積と、ミサイルに転用できるロケット技術の開発はしておかねばならない」(1992年11月29日付「朝日新聞」)と語っている。最近では、石破茂・地方創生担当相が、下野していた頃に「核の潜在的抑止力を維持するために、原発をやめるべきとは思いません」(「SAPIO」2011年10月5日号)と述べた。でも、考えてもみてほしい。日本海側の海岸線にあれだけの原発を並べ、致命的な弱点をさらしておいて、何が潜在的核抑止力ですか。そこに一発打ち込まれたら日本はアウトです。にもかかわらず、安倍政権は軍事力の増強、改憲を叫びつつ、核武装のカードとしての原発にしがみつこうとしているかのようです。

山口 目先の儲けと核武装という二つの柱があるというご指摘でしたが、経済的な面から考えて、原発はそんなに儲かるものではない、というのは、日本以外ではほぼ常識となっています。フランスの原発メーカー、アレバも負債を抱えて国の支援なしでは生きて行けなくなっている。アメリカのGEやウェスティングハウスは日本のメーカーに原発部門を売り渡して、「一抜けた」という印象ですね。風力発電の発電能力が、原発を上回っているという事実もある。そういう世界の流れの中で、なぜ日本が原発ビジネスに固執するのか、という問題がありますね。しかも、原発ビジスが、東芝という日本を代表する優良企業を破綻に追い込もうとしている。経済的合理性では説明つかない問題ですが……。

山岡 表面的に見れば、三菱重工はアレバと提携し、東芝ウェスティングハウスを傘下に入れ、日立はGE(ゼネラル・エレクトリック)と組んでいます。日本の原子炉メーカーと欧米の原発企業は対等な関係で、手を携えてやっているようですが、実情はそうではない。原発の技術的根幹のシステム部分は、GEやウェスティングハウス、アレバが握っていて開示していません。知的財産権でガッチリ守っている。たとえば原子炉の中枢の核分裂にかかわる技術は、彼らが押さえて外には出さない。

 では、なぜ、東芝や三菱、日立は彼らとくっついているかというと、手足となって原発を造るためです。GEは原子炉の製造ラインを30年も前に閉じました。ウェスティングハウスも自らは製造しません。根幹のノウハウを握って設計を行い、製造は日本メーカーにやらせる。ついでに原発輸出のリスクも担ってもらおう。こういう戦略で生き延びているのです。GEにしろ、ウェスティングハウスにしろ、日本が中国やベトナム、トルコなどと原子力協定を結んで原発を売れば売るほど、パテント料やライセンス料が入ってくる。こんな仕組みで動いていることが、一般にはなかなか伝わりにくいですね。

山口 東芝の場合は、粉飾の問題がたまたま明るみに出て、それを探っていくとウェスティングハウスを買収した時のいろんな無理な数字の操作が見えてきました。資本主義の世界で、民間企業はつねに利益を追求して動くはずなのに、なんであんなに無理をして原発を背負い込むという経営判断をしたのか、とても不可解ですが。

山岡 それはもう謎だらけです。東芝ウェスティングハウスを2006年に買収しました。実は、ウェスティングハウスは90年代から経営が行きづまっていた。もとはGEと並ぶアメリカ屈指の電機メーカーでしたが、経営が傾き、部門ごとに解体されます。原発部門は1999年にイギリス核燃料会社(BNFL)に売られました。ここはイギリス政府所有の持ち株会社です。BNFLは、ウェスティングハウスを持て余します。公的な会社だから、私企業のウェスティングハウスを持っていても使いきれない。原発開発案件が浮上して、BNFLウェスティングハウスを使えば利益誘導になりかねない。BNFLは赤字が膨れ上がり、存続が難しくなった。ウェスティングハウスを売りたくてしかたなくなった。そこに東芝が買いにきてくれた。東芝は、当時の相場で2000億円から3000億円といわれていたウェスティングハウスを、6000億円で買っています。この常軌を逸した買収が東芝不正会計事件の根っこにあります。

 東芝ウェスティングハウスを買収するためにイギリスではなく、アメリカで必死に根回しをしています。BNFLが株式を持っていても、実際の原発事業を行う拠点はアメリカにあり、アメリカ国民のほとんどがウェスティングハウスはアメリカの会社だと思っていましたからね。東芝は、元駐日大使のハワード・ベーカーをロビイストとして雇って、アメリカ政府、議会を説得させています。

 このベーカーとのパイプ役を担ったのが、つい最近まで日本郵政の社長をしていた西室泰三さん。東芝の社長、会長を務めた西室さんは、アメリカ財界との強い人脈でのし上がった経済人です。彼が自らのネットワークを使って、ウェスティングハウスを売ってくれるよう働きかけた。なぜ、そうまでしてウェスティングハウスを欲しがったのか?

 当時は日米政府が「原子力ルネッサンス」と煽り立て、今後、原発は右肩上がりで増えるとさかんに宣伝していました。煽られたブームだったのですが、世界に打って出たい東芝は、そこに乗った。それまで東芝はGEと組み、沸騰水型の、福島で事故を起こしたタイプの原発を造っていました。しかし、世界の原発市場では加圧水型が主流。シェアの約8割が加圧水型なのです。その加圧水型の本家本元がウェスティングハウスです。これを買えば、世界に東芝の名をとどろかせ、従来の沸騰水型と合わせて売上が2倍、3倍になる、ともくろんだ。

 結局は、机上の空論にすぎなかった。世界の先進諸国で原発は斜陽の一途をたどっています。そこを見誤って買収し、2011年の福島原発事故で止めを剌されました。原発プロジェクトは次々と中止です。東芝の経営は、坂道を転がり落ちるように悪化したわけです。

山口 今、西室さんの名が出ましたけど、経営上、大失敗した人が、いろんな要職を転々としている、これはいったい何なのですか。

山岡 日本的なパターンだと思います。東芝の関係者に聞くと、西室さんが出世した一番の理由は、英語が上手かったから。彼は慶應の学生時代にカナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学し、皿洗いのアルバイトなどをしながら生きた英語を身に着けた。留学中にスラングとか覚えて、1961年に東芝に入ります。営業部門でキャリアを積み、あいつは英語の話せるやつと一目置かれる。80年代に東芝がココム違反で引っかかった時、社内は意気消沈したのですが、当時、部長職たった西室さんは、こういう時だからこそお客さんのところへ行こう、といって孤軍奮闘する。すぐアメリカへ行ってお客を訪ねると、お前、度胸あるな、とか言われて意思疎通ができた。局面、局面で東芝がトラブルを起こした時、彼は大いに貢献したようです。その調整力で力を蓄え、東芝で初めて、重電の技術畑出身ではない社長になりました。

 社長時代には、GEのジャック・ウェルチと『ニシムロ、いいバイアグラが手に入ったぞ』と冗談を言い合うような仲になったそうです。西室さん以後も、営業畑出身者が経営の舵取りをして西室院政がしかれた。日本の企業の陥りやすいパターンですね。

 

 

  如何でしょう。「原発商人」の「安倍首相」は、「トルコ」や「インド」へ売り込みに行っていますが、承知のうえで行かれたのでしょうか? 少し疑問符が付きます。

 何か、とんでもないことをやっているように見えます。

 

 ご興味を持たれた方は、書籍を購入いただくか、図書館で見つけてください。ただ、刊行時に少しトラブルが発生した(トラブルの詳細は書きませんが、書籍の名前から察して下さい。図書館も「忖度」?)書籍ですので、見つかるかどうか?

 

 

2.「言いたいこと(1.と関連あり)」

 

 改めて、原発から出てくる「原発のゴミ」はどうするんでしょう? 福島第一原発は特異な例としても、現在50基ほどある原発は、時が来れば「廃炉」になります。その「廃炉」からは膨大な「放射性汚染物質」が出ます。保管はどうしますか? その期間は10年とか20年とかではありません。場所はどうしますか? この狭い国土で。

 

  

3.「写真」

 

 今日はボランティア活動もお休みで、雨も降ってるし・・・と、在宅を決め込んで、昨日届いた「月刊世界7月号」を、朝の家事が終わってから読み始めたのだが・・・。

 

世界 2017年 07 月号 [雑誌]

世界 2017年 07 月号 [雑誌]

 

  折角、雑誌の紹介をするのに、雑誌の表紙画像を載せたいのだが、「アマゾン」で検索すると、上の「?」の部分に雑誌の「表紙画像」が表示されているのだが、ブログに貼り付けると何故か?「?」になる。(上の状態)

 「はてな」に問い合わせしても良いのだが、また、「ブラウザが悪い・・・」とか回答されるので問い合わせしません。あの一件以来「信ずる」事をやめました。

 

 小降りになってきたので、玄関先で少し撮ってみた。雨粒が「アクセント」になって、下手でも上手に撮れる気がする(気がするだけですが・・・)

 

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 カメラ:PENTAX K200D

 レンズ:smc PENTAX-DA 1:3.5-6.3 18-250mm ED AL [IF]

        + KENKO MC UV SL-39

 撮影地:横浜市泉区 207/06/08

 

 久し振りに一眼レフカメラで撮った。当然、そのままではアップロードできないので、画像処理ソフトで、画像のファイル形式を「JPG」に変換して、ファイル容量を10MB以下にしてアップロードした。

 

 

4.「ボランティア活動」

 

 今日はボランティア活動はお休み。来週まで活動予定はありません。

 

 

5.「終わりに」

 

 梅雨に入ったばかりですが、明日からは「梅雨の中休み」で暑い日が続くとか。

 暑さにめげず、明日もゆっくりのんびりいきましょう。