さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

『パフォーマンス』は大事です。

 

 広島で「G7外相会議」が開かれ、既に閉会になりましたが、事前に仕組まれていたとはいえ、「上手なパフォーマンス」でした。

 でも、言い方を変えれば(悪い言い方を許していただければ)「騙された・・・」でしょうけど?。

 

 米国にとっては、「大変な所」(米政府関係者は行ってほしくない所)へ「重要人物」が「初めて」行く訳なので、全く予期しない行動は警備上厳禁の筈。

 しかし、警備関係者には、予め予定としてしっかり組み込まれていて(米国から同行してきた警備陣が全く慌てることもなく淡々と警備していましたので)、「急に予定外の行動を・・・」というものに対する警備陣の対応も「慌てた」様子に見せかけるという、見事なパフォーマンス! に仕上がりました。(ケリー長官お見事!決まりましたね。岸田外相がもう少し驚いた表情を大袈裟に見せると尚良かったですが、日本人はこういうところが苦手なもので・・・)

 

 注)尚、「広島県警」からは、「全く想定外」との発表が出ています。どちらを支持されるかは、読まれた「貴方」の判断です。

 

 長く「外資の会社」(「外資系(合弁とか)」ではありません。「外資(100%外資)」です。)に籍を置いた身としては、日本支社に駐在する米国人から「良く聞かされたやりかたで、あちらさんでは普通の行動、日本でやるから珍しく効果抜群なのですが・・・。

 

 これで「前例」を作りましたので、「オバマさん」も行き易いでしょうが、米議会が許すかどうか?

 

 米国にとっては、「戦争を終わらせるためにやったことで、日本国民の為でもある・・・」などと訳のわからない言い方で逃げる「一番気にしていることで、一番話題にしてほしくないこと」でしょうから・・・。

 「IS」などへの対応で、無差別的に空爆し、「一般人」を平気で殺戮することとよく似ています。

 

  これに対抗するかのように、「日本の首相に『真珠湾』を訪問させるべき・・・」という意見も米国内で多く出ているそうで、日米の本音が見え隠れします。まあ、当然のことではありますが、「戦前回帰色」の強い安倍首相はどう対応するでしょう・・・。

 

 

 

 今日は朝から「お日さま」いっぱいの良いお天気。ただ、北風が「冷たかった」。

 

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 やっとこさ!「フリージア」が花開きはじめた。

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 「ミニ薔薇」は、古い枝を全て剪定したのだが、しぶとく枝葉が出てきた。(まるで、盆栽のようだが、「薔薇」です。かみさんや息子たちは盆栽と言います。)

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 出かけようと思ったが、PCの充電がおかしくなったようで(バッテリーが逝かれたか?)ACアダプタを外すと即座にPCも切れるという現象が出たので、止めた。

 「Windows Vista」が走るPCなので、もう棄ててもいいかな・・・とも思うが、気に入っているPCなのでそうもできない。

 こういう時に購入する部品(今回は、どうも、バッテリーパックのようだが・・・)は「高価!」。年金生活の身の上では、おいそれと手が出せない。

 それ以前に、「売ってるか?」どうか?。「『牛』模様」のメーカーなので、尚更。

 

 

 今日も、読みかけの書籍から。

世界 2016年 05 月号 [雑誌]

世界 2016年 05 月号 [雑誌]

 

 

 P.48~

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 『伝えられない米“反TPP"の動き』

 NHKでもう一つ。二一日の「ニュースウォッチ9」で「”合意の立役者”ある外交官の死」が紹介された。「ある外交官」とは、二〇一四年八月から担当課長としてTPP交渉に携わり、在職中に死亡した松田誠・外務省経済連携課長である。昨年三月、ハワイでの大詰め協議から帰国した直後の突然死だったという。TPPの主席交渉官である鶴岡氏などが登場し、松田課長の人柄や功績を讃えた。松田氏の死因は番組では詳しく語られなかったが、「誰より朝早くから遅くまで、それぞれの交渉の組み立てについて熟慮していた」との関係者の話もあった。ブラック企業に就職した人の過労死は悲劇とされる。高級官僚の死は「美談」なのか。なぜNHKは片棒を担ぐのだろう。

 そもそも、昨年十月に合意が成立したTPPは、果たして人びとの幸せな暮らしにつながるのか。

 四月から国会審議が始まるが、交渉はすべて秘密だった。やっと公表された協定書の日本語訳は2200ページもあり、殆どの人は読んでも分からない代物だ。

 報道は官僚による「リーク」と「ご説明」が頼りで、政府に都合のいい情報だけがメディアに載ることが続いていた。

 アメリカ大統領選では、「TPP賛成」の候補者はすべて敗退した。民主・共和両党の四候補は「反TPP」を掲げる。先述の「国際金融経済分析会合」で首相が意見を聞いたスティグリッツ教授は「TPPは悪い貿易協定」と日本でも語っている。メディアは米国で高まる反TPPの動きをほとんど伝えていない。

 七十年前の戦争では多くの人が命を落とした。聖戦では死ぬことが美談となったが、戦争は誤りだったと後で明らかになる。TPPは「合意=めでたい」と大方のメディアは受け止めているが、協定書の分析は報じられない。美談を語る前になすべきことはあるはずだ。

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  「TPP」は、急いで国会審議する必要もないでしょう。米国が「批准」しなければ、あと残りの参加国全てが「批准」しても、効力が発効することはありません。(参加国のGDPを全て合算して、「批准国」全てのGDP合計額が、その合算額の八割?に達しないと効力は発効しない・・・という取り決めが盛り込まれているとか。)

 

 

 

 何はともあれ、明日もゆっくりのんびりいきましょう。

 

 お天気は悪そうです。