「福祉ボランティアの日々- tomy2291.hatenablog.jp」をご覧頂き有難うございます。サブアカウントの「爺さんのつぶやき - tomy2292.hatenablog.com」でも発信しています。併せてご覧いただければ幸いです。
先日、新幹線に乗る機会がありました。
上越新幹線・東京駅での出来事です。
東京駅は、始発及び終着の駅である事は皆さんよくご存じでしょう。大多数の列車(電車)は、到着した車両が、簡単な清掃作業の後、そのまま折り返しで、次の列車(電車)となります。従い、到着から折り返して次の列車として出発するまでの時間は短いです。
そんな中で、一組の老夫婦と思われる男女が、「車内清掃が終わりました。どうぞご乗車ください・・・」とのアナウンスに導かれて、列車(電車)の乗降口に向かいました。
その老夫婦のうち、男性は、女性を残したまま車両に乗り込んでいきました。残った女性は、少し足が不自由な様子で、足元を確かめながらゆっくりと乗り込み始めました。
爺さんは、その女性の後に続いていました。
爺さんの後ろに続いて並んでいた方々が、その緩やかな動作に耐えきれず、その女性を追い越して狭い乗降口に入り込もうとしました。
「危ないな!」と感じた爺さんは、咄嗟に手を横に出して静止する動作をしました。
状況を感じ取ってくれたのか、追い越して乗り込もうとした方々は、その動作を止め、後ろに続いてくれました。
先に乗り込んだ男性は、同伴の女性が続いて来ないのを察したか、戻ってきて、今度は、女性の手を引いて、介助しながら、そろってゆっくりと車内に入って行きました。
撮影地:横浜市泉区(2019/04/11)by PENTAX K-3
乗客の皆さんの乗車が終わって、そろそろ発車という時に、先ほどの男性が、爺さんのところに見えて、「ありがとうございました」と一礼されました。
そんなつもりは全然なくて、少し戸惑いましたが、二言三言話をさせて頂いきました。同伴の女性から、一部始終を聞いて・・・ということでした。
高齢化が進む中、爺さんを含めて、そう言った方々が増えています。
お互い様です。
そう言う状況に、素直に対応できる姿勢(気持ち)を身に付けたいものです。
かく言う爺さんも、長く続けている「福祉ボランティア活動」から学んだだけのものです。
少しは、お役に立てたのかも知れません。
今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。
今週の福祉ボランティア活動・福祉車両運転は、17日(水)と18日(木)です。