「増税延期は短期的な成長につながりうるが財政健全化を遅らせる。」―――世界銀行の指摘。
厳しい指摘だと思う。増税を延期している間に「何が?」できるか、「何を?」変えられるかが問われている。
果たして、前回の増税延期決定から、何本か「矢」を放っていましたが、その間に「何が?」できただろう? 「何が?」かわっただろう?
少し拡張した言い方をすれば、
正規社員が減って非正規社員がその分増えて、
仕事のある都会に若者が流出し、その結果、地方まで求人倍率が上がって、
通貨の供給量を司るはずの日本銀行が異次元緩和と称して国債を買いまくって肩代わりして、もう国債発行残高の三分の一まで積み上がって、
折角給料がちょっぴり上がったと思ったら輸入品物価も円安で上がって実質収入減になり、
税収が増えたというが輸出量(仕事量)は横ばいで円安で金額だけが膨らんで、
折角増えた税収分を福祉に回さず防衛費を5兆円超にしてしまって、
「こども食堂」に子供に混じって大人も来るようになって、
・・・・・
こんなところでしょうか?
困った世の中です。
「財政健全化」は、「膨大な国の借金」のその要因を作ってしまった我々世代ではできなくなりつつあります。(多分、相当の荒療治をしない限り無理でしょう。)
それでも尚更なる「財政出動」をして「アベノミクス」を加速する・・・という。どこにそんなお金があるんでしょう? 「赤字国債」に頼るしかありません。「財政健全化」は遠ざかると同時に困難さも更に加わります。
これもまた、困った政治家集団です。
そう言えば、世界各国の「石油生産高」で「米国」がトップに躍り出たそうです。「シェールオイル」のお陰でしょうか?
これで、「石油利権」が欲しくて中東諸国へ介入を続けていた米国の姿勢に変化が現れるかも知れません。
となれば、少しは「紛争」が治まるかも知れません。そう願いたいところですが・・・。
今日も昨日撮った写真を少しだけ載せます。
尚、使用したカメラは、PENTAX K200D デジタル一眼レフカメラ+TAMRON マクロ付き望遠ズームレンズ です。
明日もゆっくりのんびりいきましょう。
明日はよいお天気になるそうです。あんまり「あて」にできませんが・・・。