昨日、あれほど急いで、あれほど国民の意思を無視して、議事録にも残せない(恣意的に残さない?)一方的な強行採決で決めた「安保法」が「施行」された。
と書くと、「ネトウヨ」の皆さんは「そんなことはねぇ~よ、賛成多数で決めたんだ、これが民主主義なんだよ!」と言われるでしょう。
しかし、「そんなに急いで何処へ『駆けつけ警護』行くのだろう・・・」と思っていたら、「しっかり準備して、しっかり訓練して・・・」と、当分の間「出番」は無いそうです。
多分、「南スーダン」で「PKO」活動に従事されている「自衛隊」の皆さんは、「首を長~くして、新法による活動を・・・」と、「待っている」と思いますよ。
お前、よくそんなことが言えるな?と勘繰られる方もおられるでしょうが・・・、
私の愛読書:「世界4月号」
P.198~
『南スーダン内戦に自衛隊はどう対処したか 内部文書で見るPKOの真実』
P.209~
『紛争地の現実と国際支援 南スーダンにいかなる支援が必要か』
ここら辺をお読みいただくと、私の言いたいことが少しは理解して頂けると思います。「内部文書」とは自衛隊が作成した文書などのことです。筆者が勝手に作り上げたものではありません。
「PKO参加五原則は、どこへ行ってしまったのだろうか。」という記述が全てをあらわしているといっても過言ではないと思います。
是非!ご一読を!
「選挙で勝って、国民の大多数の支持を得たのだから・・・」と時ある毎に言われます。であれば、来るべき「参議院選挙」のことなんか気にせず、国民の大多数の支持をうしろだてに、堂々と施策を行えばよいのでは・・・と思う。「何を怖がるか!」。
参考までに、「PKO参加五原則」を書いてみます。
- 紛争当事者間で停戦合意が成立していること。
- 紛争当事者がPKO及び日本の参加に同意していること。
- 特定の紛争当事者に偏ることなく、中立的立場を厳守すること。
- これらが満たされない状況が生じた場合には、自衛隊を撤収することができる。
- 武器の使用は、要員の生命等の防護のために必要な最小限のものに限られること。
日々の報道などを見聞きすれば、 「PKO参加五原則は、どこへ行ってしまったのだろうか。」という記述が誇張でもなんでもないことは理解できるはず・・・。
安保法とは直接関係ありませんが、こんな記事があります。
この記事にリンクを張っている「MSN Japan」(ニュースサイト)には、「ネトウヨ」さん達が非難やなにやらの沢山のコメントを書いています。
「やはり」というか、何というか、こういう記事がポツポツと出はじめたことに、多分、政府は「危機感」をいだきはじめているでしょう。
あと数カ月で「参議院選挙」です。
「暴言」、「失言」、「不祥事」・・・、「参議院選挙」に向かって、封じ込めなければいけないことは沢山ありますが、一番痛いのは、この記事にも出てきますが、「都合の悪い数値」でしょう。
その数値は「間違っている」とは言えない数値ですからね。ジワリジワリと国民の間に浸透していくでしょう。
そうなる前に、「衆参同時選挙」でしょうか? 支持してくれていた国民が「違うかも?」と感じる前に・・・。消費税率引き上げの難題もかかえているし。
その行く末を、しっかり見極めたいと思う。
今日のボランティア活動は、「福祉車両運転」ではなく、歩行困難な利用者さんの「介助」だった。
マンションにお住まいの方で、2階から1階までの数段の階段の上り下りに「介助」が必要だった。平らな所はお一人で難なく歩けるのだが、「階段」が難敵。
福祉関係のボランティア活動をやっていると、かなり頻繁に出てくる状況だ。マンションの階段と、一戸建てでも道路から玄関まで数段の階段がある場合など・・・。
たかが数段の階段であっても、体力が落ちている方にとっては大変な状況なのだ。健常者では、その大変さは理解できない。
明日はボランティア活動はお休み。暖かくなってきたが、出かけず、のんびりと家で過ごしたいと思っている。
明後日は、65歳の誕生日だ。なんだかんだと言いながらよく生きてきたものだと思う。
そう言えば、愛車の「ブルーバードシルフィ」の総走行距離が、9万9千キロを超えた。もうすぐ10万キロを超える事は確実。
あとどれくらい走れるか? 新車に乗り換えるなんてことは考えたこともない。そもそも、今のクルマのスタイルが気に入らない。何か「怒っているような」、「尖った感じ」のフロントマスクからして乗る気になれない。
LEDランプを多用したライト類も「品が無い」と感じる。テールライトなんかは、「まんまる」のランプがぼんやり点いているような感じが良い!のだが・・・。昔のフランスのクルマのように・・・。
明日もゆっくりのんびりいきましょう。