ここに二冊の書籍がある。
「隠された証言」 著者:藤田日出男 新潮社刊
「御巣鷹の謎を追う 日航123便墜落事故」 著者:米田憲司 宝島社刊
いずれも、「日航ジャンボ機墜落事故」を追った書籍だ。
この航空機事故については、航空機事故調査委員会によって「日航123便事故調査報告書」が纏められ、事故原因その他が特定され、これをもって事故調査は終了している。且つ、「日航123便事故調査報告書及び添付書類・添付物」は当局によって破棄され、その原本は現存しない。
今なお幾つかの疑問点や問題点が存在するが、事故原因などの再調査は行われていない。
毎年、この時期になると、上記二冊の書籍を読み返す。
500人以上の犠牲者を出した大きな事故に対して、事実を積み重ねた議論及び検討とは言い難い事故報告書の内容を読み比べながら・・・。
今年も、今日から読み返し始めた。もう何回目だろう?
今日もゆっくりのんびりいきましょう。