「ゴーンさん」の、前代未聞の「再逮捕」。
ほとんどすべての事柄が、「検察」からのリークと思われるが、あたかも、自分たちが取材で取って来たものだ・・・と言わんばかりの、各新聞、TV&ラジオなどの報道。
その「取材先」は?、国民の大多数は先刻ご承知。
逆な見方をすれば、「検察」の「広報部門」に成り下がってしまった「マスコミ」だ。
「検察の威信にかけても・・・」と、何処かでよく聞くフレーズ。「検察の威信」って何だ? 一度手に染めた「案件」は「有罪」に持ち込むまで、何が何でも、「冤罪」と分かっていても、屁理屈を並べて「勝ち取る」ことか?
爺さんは、こういう事象が起こると、いつも思うことがある。
「検察」と言う組織は、戦前の「特〇警察」の流れを汲んでいるように思えてならない。
勿論、その時代に生きた人間ではないので、書物等でしか知る術はないが、そんな風に思う。
「前例」と言う言葉がある。この言葉を前面に出されると、ある意味「安心感」を持つ。役所仕事は、これに尽きると言っても過言ではない。
しかし、世の中の事象は、それぞれ個性的な一面をも持つ。
それ(個性的な一面)を考慮に入れたうえでの判断であれば(判断と理解できれば)、万人に受け入れられるものとなるだろうが、「前例」に従い過ぎると、その判断は、反論や異論の嵐となってしまう。
爺さん的に考え合わせると、「ゴーンさん」の事象は、どうも、前例に従うことが前面に出すぎているように思える。兎に角、「有罪」を勝ち取りたい。その為には、「冤罪」と言われようが、何と言われようが、何が何でも・・・。
「最高経営責任者」が、「あまり深く考えない」で、書類に「サイン」する会社の事。「検察」を使って「ウミ」を出すしか手立てがなかった・・・とも言えるが、言い方を変えれば、自らの自浄努力を、自ら避けてしまったとも言える。
この会社の「体質」と言えばそれまでだが、それでは、会社は「変われない」と考える。
識者は語る。
今日の写真。衝動買いした新しいレンズは、こういう構図が一番使いやすいかも知れない。
撮影地:横浜市泉区(2019/03/28)by PENTAX K-3
今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。