「真珠湾」で、安倍首相の偉そうな発言があったばかりなのに、それはないでしょう! あなたは「防衛大臣」ですぞ!
昨日も書いたように、自分の立ち位置を十分に理解されていない。まあ、この方に限ったことではないのですが、これを、どう捉えますかね。
こうした、「批判」や「慎重な対応」を求めることに対して、「A級戦犯」云々という意見や主張も多い。
そもそも、戦争終結後の「戦犯裁判」と、「普通に一般的に裁きを決する裁判」と同一視してはいけない。
「戦犯裁判」の判事は、戦勝国側の一方的な判断によって裁きを決する。何処のどの様な「戦争」であっても同じだ。(負けた方は文句の一つも言えないのです。言う機会があっても、それは、言わせるだけ・・・)
よって、敗戦国側に反対弁論の機会を与えたとしても、それは、単に「反対弁論も聞きましたよ・・・」程度のものだ。
この意味を取り違えて、その「戦犯裁判」は不当なもので受け入れ難い・・・と言っても、犬の遠吠えでしかない。
従って、先の大戦で尊い命を失った方々と、そのような事態に成りうることを強要した指導者達を同一視してしまう事が一番の問題なのだ・・・と、ワタクシ的には考えている。
ここまでは、一般国民についての話。
加えて、「首相」や「閣僚」や「国会議員」等、この国を動かす立場にある者は、更なる「慎重な対応」が必要となる事も当然のことであり、その「配慮」に欠ける方々が多いにつけて、経済だけは復興したが、意識は?流国のまま・・・の我が国を憂うのである。
先の大戦で敗戦し、戦勝国側からはそれ相当の裁きを受けたが、「国」自身が敗戦に対する「総括」を行い、それを内外に発信しなかったところに最大の問題があるのだと考えるのだが・・・。
さて、今年はどんな年だったでしょう?
どこかの方が、今年の漢字は「金」だと書きましたが、ワタクシ的には「騙」でしょうか。
騙され続けた一年だったように感じる。
「良くなる、成長の果実が全国津々浦々に届く・・・」と言い続けた首相の言葉に、完全に騙されました。
「コンパクト」が基本の筈のオリンピックは、実は、兆円単位の着膨れだったのにも騙されました。次から次へと「巨大な負の遺産」を作るという。「建設費」も、その後の「管理費」も誰のお金を充てるのでしょう。長野オリンピックの負債は、まだ、完済されていませんよ。
「日銀」もしかり。「TPP」もしかり。
そこで、来るべき年は? 多分、変わらないね。あの首相では、この外相では、その防衛相では、あんな¥総裁では、こんなマスコミでは・・・、「この国民!」では。
「富士山」に例えれば、こんな感じでしょうか?
今日も明日も、ゆっくりのんびり、そして、「しっかり前を向いて」生きていきましょう。