さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

「雑感」

 

 このところ、朝、明るくなるのが早くなってきた。暦が進めばあたり前のことなのだが、すぐれない天気が続いていたが、少し良い天気になると、一層、朝が、早く明るくなると感じる。

 

 そう言えば、ここ数日のすぐれないお天気で、当地で見られるはずのダイヤモンド富士」が、今年は望めなかったように思う。(調べたわけではないので間違っているかもしれないが・・・)

 

 日付が変わる頃に記事を書いていた割に、朝5時にはいつもどおり起床できた。(睡眠3時間くらいかな?)

 老人街道まっしぐらかも?知れない。

 

 

 愛読の月刊誌『世界4月号』から。

世界 2016年 04 月号 [雑誌]

世界 2016年 04 月号 [雑誌]

 

 

 「アベノミクス」に連動した、「日銀の金融緩和政策」について、{『マイナス金利付き量的・質的金融緩和』とは何か 置き去りにされた日本経済の長期的課題}と題する記述がある。

 この記事の結びに以下の記述がある。少し長いが書いてみる。

 

P.100 ~

 黒田総裁は「緩和手段には限りがない」と述べている。市場は、早くも「次のサプライズ」に身構えている。

 しかし、人口減少・高齢化で労働力人口が急速に減少し自然利子率が低下していく日本のような国では、金融政策がいくらサプライズを繰り出したとしても成長率は下がり続ける。

 成長率の低下を食い止めるためには、日本でも欧州でも―――そして中国でも―――その大きな背景にある人口動態の変化に正面から向き合い、骨太の対策を打ち出す必要がある。新機軸の金融緩和サプライズで経済をさらに不安定化させるリスクをとるよりも、自然利子率の低下そのものをどう食い止めるか、という問題に官民を挙げて地道に取り組むことこそが日本にとって喫緊の課題なのである。

 

 

 注目したかったのは、「人口減少・高齢化で労働力人口が急速に減少し・・・」の記述だ。

 長く続くこの国の景気低迷は、貨幣供給量の不足が引き起こしているわけではないということ。労働力人口(「生産年齢人口」と言い換えても過言ではない)の減少が、その主たる要因の一つだろう。

 生産年齢人口は、1990年代末から2010年にかけて7%の減少を見ている。旺盛に消費していた現役世代が現場から退き、年金生活に入れば、その消費は急速に低下していく。その低下分を若い世代がカバーできる人口・年齢構成であれば「消費」は減少しないが、人口減少(少子高齢化)ではそれも期待できない。

 金融緩和や諸政策で「大企業」は空前の高収益をあげているが、「消費」は一向に上向かないのは何故か? 「消費者物価」も同様に。

 「買う人」が「居ない」のだ。

 

 

 「アベノミクス」による金融緩和政策が始まった時期に刊行された以下の著書に、関連する事柄が詳細に記述されている。ご一読をお勧めする。

 

 『金融緩和の罠』

金融緩和の罠 (集英社新書)

金融緩和の罠 (集英社新書)

 

 

 

 お天気が持ち直してきたと言っても、曇り空のまま。確か、「青空」が期待できるはずだったのでは? (当地限定のお天気。他の地域は良いお天気かも?)

 

 「寒気」は、まだ、居座り続けているようだ。

 

 今週半ばからの天気予報(暖かくなる)に期待しよう!

 

 こんな曲はいかがでしょう。


「春うらら」田山雅充

 

  つぎは、これ。


森山直太朗 - さくら(独唱)

 

 最後に、これ。


◆K16. 4月春の小川(童謡・唱歌)

 

 

 

 今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。