どこかで聞いたことのある「セリフ」がピッタリの官房副長官のコメント。
その「セリフ」とは、「首相の口からは言えないから私が代わって言う・・・」。
某大手新聞の記事には、近い内に交渉(協議)が始まるが如く書かれていたが・・・、実は何も持ち合わせていなかったということ。
期待を持たせるような「ウソ」は言わないで頂きたい。
家族会の皆さんは、また、「ウソ」に翻弄されてしまいました。
「安倍」との面談後に、家族会の飯塚さんが、9月、10月ころには・・・と希望的観測を語っていたことが虚ろに響く。「安倍」の説明は、そういう希望を抱かせるような文言がてんこ盛りだったのだろうと推測される。
「安倍」や「政府」は、「北京の・・・」という 言葉をよく使う。交渉チャンネルの一つであって、最も有効的なチャンネルと考えているのだと思うが、果たして、最も有効だろうか?
中国と北朝鮮、親密であると同時に、利害が絡み合って、他より、より複雑なのでは・・・と思う。
単純に、中に入ってもらうなら、北朝鮮と国交のある別の国の方がスムーズに話し合いが運ぶのでは・・・と思う。利害関係が希薄な(複雑でない)国は他に幾つかある。
「米朝首脳会談」も、あまりの成果の無さに、既に色あせてきましたが、この会談に関連する記事の中で、ずっと気になっていたことがある。
それは、「非核化」について、ある記事は「北朝鮮の非核化」、また、ある記事は「朝鮮半島の非核化」と書いていたこと。
この二つの言い方を、混同して、同一視して、書いている記事もあった。
言うまでもなく、この二つの言い方(表現)は、全く「意」が別のものだ。
②「朝鮮半島の非核化」➡「北朝鮮国内」及び「韓国国内」の「非核化」。
となると、韓国に駐留する「在韓米軍」はどういう扱いになるでしょう。
②の言い方をすると、「在韓米軍」は、韓国に駐留することができません。何故? 米国は核保有国ですから非核化の地域に居てはいけません。「在韓米軍」は、言い方を変えれば「米国」ですから。
更に、「朝鮮半島の非核化」が実現したら、米国の「核の最前線」は何処になるでしょう? 私たちの住む「日本」です。
マスコミの皆さんは、今後も、このことを十分理解した上で、記事や論評を書いて頂きたいと思う。
今日も朝から「梅雨」です。
今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。