さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

一つ不具合が解決したような・・・。

 

 当方、4台のPCを「USB Sharing Switch(USB共用スイッチ)」を用いて一組のKeyboardとMouseで操るという何とも贅沢なPC環境を構築していたのだが、取りあえず4台のPCとも不具合なく動くように見えていて、しかし、何となく変だよね?という感じだった。

 

 立ち上がりが遅くなったとか、うまくスイッチが切り替わらないこともあったが、やり直せば復帰していたのでまあいいか?と思っていた。

 

 何気ない事から、LenovoIBMThinkPadで、USBポートの電源出力が常時出ていることが分かった。(常時出ているということは、PCを使用中は勿論、使い終わって本体の電源を切った後でもUSBポートからは電源出力が出ていること。)

 

 皆さんご存知のように、PCに付いているUSBポートはそこに接続するUSB機器の電源供給の役目も果たしている。(但し、大きな電力を必要とする機器はUSBポートから出ている電源容量では不足することがあるので自前で電源を持っている場合もある。)

 

 で、「これちょっとマズいかも?」と気にはしていたのだが手を加えてどうにかしようとまでは考えていなかった。けれども、この設定(電源の常時出力)を変えるには「BIOS」の設定変更しかないだろうな?とは考えていた。

 

 「BIOS」とは、☟☟☟

バイオス【BIOS】[Basic Input/Output System
Basic Input/Output System》コンピューターで、周辺装置との間の入出力を制御する基本的なプログラム。コンピューターの起動時に実行され、キーボード、ハードディスク、ビデオカードなどの周辺装置を初期化し、プログラム通り自動的に設定を行う。一般的に、書き換え可能なフラッシュメモリーなどの不揮発性メモリーに収められており、機能の追加や不具合の修正をするための更新(アップデート)ができる。基本入出力システム。

 

 もっと詳しくは、☟☟☟

 Basic Input/Output System - Wikipedia

 

 この「BIOS」設定変更、一般の人は殆どお目にかかったことも無ければやったことも無いもの。但し、何の因果か私は現役時代に何回となくやった(やらされた)経験がある。

 「BIOS」の設定変更は「設定画面」を表示させないといけないのだが(当たり前)、普通にPCを立ち上げても「設定画面」は出てこない。PCの電源を入れてすぐにPC製造メーカー名などが表示されている間に「ある特定のキー」を押すことで「設定画面」が出てくる。

 尚且つ、「ある特定のキー」はPCの電源を入れてすぐに表示される画面の下側に瞬間的に表示される。

 

 それに倣って、「ある特定のキー」を押してみたが「設定画面」は表示されず、普通に立ち上がってしまう。なんで? と思いながらこれを数回繰り返したがダメだった。

 その「ある特定のキー」とは、このPC(又はこの機種)独自のキーで他社のPCでは付いていないキーだった。

 

 ここまで来ると頼れるのは、もう、「WEB」しか無い。相変わらず皆さん苦労されているようで「奮戦記」が・・・。そんなことはどうでも良くて、「BIOS設定画面」を出すには?と幾つか読ませて頂ければ、どうも?、「F1」キーのようだ。

 

 結果、「F1」キーを使って「BIOS設定画面」表示に成功!「USB電源」の項目の設定を変更(「常時出力」を「PC動作時出力」に変更)することができた。万歳三唱!

 

 尚、「BIOS設定画面」でいろんな設定を変えると時にPCが動かなくなったりとんでもない動作をすることああるので、無闇に変更することは厳禁です。「触らぬ神に祟りなし」とか申します。

 加えて、画面表示は殆どの場合「英語」表示(1回だけ日本語表示に出会ったことがあったが)なのでこちらもご理解の上で操作願います。

 

 で、「何となく変だよねぇ~」のところは「何となく良くなったかなぁ~」に変わりました。

 

 考察:「ある特定のキー」が使用不能となった件、多分、無理やり「Windows7」から「Windows10」にアップグレードしたことが影響しているようだ・・・との結論に達しましたが・・・。

 

 

 

  写真は昨日の残りです。

 

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 使用カメラ:PENTAX K200D

 使用レンズ:smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm MACRO

 使用フィルター:Kenko MC UV SL-39

 撮影日時&場所:横浜市泉区 2017/12/25

 

  

 

 我が「アルビレックス新潟」の公式WEBサイトで、コラムニストの「えのきどいちろう」さんが毎週我が「アルビレックス新潟」の試合に纏わるコラムを書いています。

 これから載せるコラムは今季最終版です。無断引用ですが、きっと、メル友の中野社長も許してくれるでしょう。

 

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  「立ち上がれ新潟」

 J1第34節、新潟×C大阪


 新潟市は雪化粧で最終節の朝を迎えた。ほんの数センチ覆われた程度だが、季節は確実に進み、晩秋から冬の入り口にさしかかっている。12月だ。長く苦しいシーズンだった。あらためて思い返すとずっとトンネルの暗がりのなかにいたような感じで、息苦しさばかりがよみがえる。閉塞感ってやつだ。外に出て、新鮮な空気を肺に入れたかった。

 10月にやっとトンネルを抜け、そこから風景が一変した。具体的にはチアゴ・ガリャルドやタンキを見切って小川佳純、河田篤秀をスタメン起用したあたりからチームの軸が定まる。守り方がようやく統一され、試合がつくれるようになった。両サイドハーフのホニ、山崎亮平が仕掛け、サイドチェンジを入れる攻撃のリズムもできた。で、一戦一戦、そのサッカーに自信をつけていく。

 最終節、前半から優勢に試合を進めるアルビを見て、フツーに強いなぁと思った。相手は今季、大躍進のセレッソだ。先月はルヴァンカップを初戴冠した強豪だ。それが「強豪相手にヒケを取らない」どころじゃないんだ。ビッグスワンに駆けつけたファン、サポーターは皆、同じことを思ったはずだ。これは勝てる。ひいき目かもしれないが、降格するチームには見えなかった。ホニが何度も突破して、セレッソをあわてさせる。

 雪はピッチサイドに除けられたが、芝は湿っていた。水を撒いたのと同じだ。パススピードの感覚、追い方の感覚が変わる。アルビのほうがその「地の利」を生かしていた。セレッソは執拗なプレスにさらされ、その上、ピッチが走るもんだからパスミスが目立ち、迫力を欠いた。前半セレッソのシュートは開始6分の杉本健勇(これは危なかった!)の1本きり。

 本当にもったいないと思う。あと半月早くこのプレッシング&ショートカウンターのサッカーが仕上がっていたら間違いなく残留した。小川佳純はレンタルのはずだが、何とか契約延長できないだろうか。ていうか、このチームの試合がもっと見たい。なぜ来週、第35節をやんないのかなぁ。

 後半32分、山崎亮平が敵のパスミスを拾って、DFのウラへパスを送る。もちろん抜け出したのはホニだ。スピード勝負なら誰も追いつけない。飛び出してくる敵GKの脇へポンッと蹴り込んでやるナイスゴール! ホニは得意のバク転パフォーマンスの後、2日前生まれたばかりの堀米悠斗の赤ちゃんのために並んでゆりかごダンス。チームの一体感が伝わる最高のシーンだった。

 但し、この試合のハイライトは得点シーンではない。大詰めの後半43分、異例の場内アナウンスが響きわたる。「山崎亮平選手に代わりまして、背番号15、ミスター・アルビレックス本間勲選手が入ります!」。勲はキャプテンマークを渡され、腕に巻く。アルビのキャプテンマークが世界でいちばんサマになる男だ。ミッションは1-0逃げ切りのクローザー。体現するメッセージは「魂で守り切れ!」。

 僕はこの交代の一部始終をずっと目で追っていた。勲がリザーブに入っていて、最後に使われそうなのはわかっていた。が、実際問題、それは監督にも勲自身にも結構ハードル高いんじゃないかなと思った。点差が開いていて「引退の決まった選手のお名残出場ですよー」という感じならカンタンだが、1-0の終盤はしびれる場面だ。交代出場の勲は試合の流れを絶対壊せない。「ミスター・アルビレックス」投入で同点食らったら感動の涙も引っ込むってもんだ。

 で、これね、いい絵だったんだよ。呂比須監督も本間勲もまったくブレない。所作に一切迷いがなかった。自信満々だ。当たり前のように準備して、当たり前のようにピッチに入った。チームは200%の気合注入だ。勲さんに恥をかかすわけにいかない。どんな手を使ってでもいいから完封だ。ここからタイムアップまでの何分間かは歴史だ。

 勲チャントに空気が震える。ポロポロ涙をこぼすサポーターがいた。泣いているから「ぼんまぁびぃさおおれぇ」になっている。名前は言えてないけど気持ちはまっすぐ届く。やがて「アイシテル新潟」だ。久々に感じた。ビッグスワンの全員でゴールを守っている。杉本健勇を沈黙させる。

 そして勝ち切ったのだ。4連勝締めだ。ラスト6試合を5勝1分で終え、何と最終節、大宮を抜いて17位浮上だ。僕はサッカー誌の取材で色んな降格クラブを見てきたが、こんなに力強いフィニッシュは初めて見た。サポーターに涙があっても、それは誇りを取り戻した喜びの涙であり、引退・退団する選手との別れの涙だ。

 立ち上がれ新潟、何も恐れずに。

 呂比須監督、コーチ、チームスタッフ、選手らが場内一周し、本間勲の胴上げが行われた。誰も彼もが涙でぐしゃぐしゃだ。やがて「立ち上がれ新潟」が始まり、歌声は選手が姿を消した後もずっと続いた。僕もそう思う。何度でも立ち上がろう。ボールは丸い。サッカーは続く。


附記1、稲田康志選手、成岡翔選手、本間勲選手、そして呂比須ワグナー監督、本当におつかれ様でした。ありがとうございました。心のこもったスピーチに胸いっぱいになりました。

2、「J2オリジナル10」の同期生、川崎フロンターレが見事、逆転優勝を果たしましたね。一方、新潟は甲府、大宮とともに来季、J2リーグを戦います。「1年で昇格」がさしあたりの目標になるでしょうけど、僕は読者の少数でいいから心底悔しいと思ってほしいです。いつか必ず追いつきましょう。

3、今シーズンのアルビレックス散歩道はこれで終わりです。ご愛読に感謝します。僕は来週からインカレの取材です。もしかしたら会場で関東サポに出くわすんでしょうか。去りゆく選手がいれば新しく来る選手もいる。そういうものですね。それでは皆さん、メリークリスマス&よいお年を!

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 コラムの中にもある通り、もう少し早くこんなゲーム展開ができるようになっていたら、J2に降格することもなかったのでしょうが・・・。兎に角、悔しい今シーズンでした。来季、きっと、この悔しさを晴らしてくれるでしょう。我々サポーターも選手に負けないくらい応援しましょう。

 

 オヤジの追記:「小川佳純」選手はサポーター界隈でも「来季もアルビにいてほしい何人かの選手」の一人でしたが、12/25契約更改で「来季もアルビ」です。このニュースを聞いて思わずガッツポーズしました。

 

  明日は今年最後の福祉ボランティア活動。ボランティア納めです。

 

 

 明日もゆっくりのんびりいきましょう。