さりげなく・・・

「何で?そうなの!?違うじゃん!」を綴ります。

誰も、何も、言わなくなってきた・・・。(その2)

 

 今朝の某国営放送の「朝7時のニュース」で、外国人旅行者への「高速料金割引」のことが取り上げられていたのだが・・・。

 

 こういう「割引制度」を導入することで、クルマを運転する外国人旅行者の増加に伴う「問題点」の一つとして、「左右逆転」の交通事情があると指摘されていた。

 

 ご存知の通り、諸外国では、クルマは「左ハンドル」が基本、「人は左、クルマは右」がこれまた基本。英国や日本のように「人は右、クルマは左」は少数派。

 で、これによる交通事故も増加中・・・という。

 

 そこで、本題、

 そういった問題点への対応として、著名?な評論家(学者か?)が言っていた。「そういう不慣れな運転者と一緒に走っていることを考えながら運転・・・」と。

 即座に、愚作の我が息子2名が反応。「ありえねー!」「そんなやつはいねーよ!」と。

 残念ながら、見事に、世相を指摘した。

 

 

 もしも、「アベ」の頭の中に、にそういった「配慮らしきもの」が埋め込まれていたら、「森友」無し、「加計」無し、「拉致被害者」はとっくの昔に「救出」、「あんたが国難・・・」と言われないで済むだろう・・・。

 

 

 

 このことも、もう、誰も(どこも)問題視しなくなりました。

 今回の「衆議院解散」が「憲法違反」であること。

 従って、現在進行中の「衆議院選挙」は無効であり何の意味も持たないこと。

 

 ----- 筆者の違憲説は、このたびの解散が「臨時国会」の「冒頭」に解散することを問題視しているからだ。このたびの臨時国会はなぜ開かれることになったか。それは政府側の都合によるものではなく、憲法五三条の規定により一定数の国会議員が召集を要求したことに基づいている。召集を要求するのは審議したい事柄があるからで、憲法は少数派の発言権、審議権を保障する観点から国会の召集を内閣に義務づけている。

 

 ところが、この義務として開かれる臨時国会の冒頭に衆議院を解散してしまう。冒頭に解散すれば、審議はできないから、少数派の発言権や審議権は握りつぶされたことになる。実質的には国会を開かなかったに等しいから、内閣は憲法に違反しているというはかない。筆者がこのたびの臨時国会冒頭解散を違憲と判断する所以である。


 しかも、臨時国会が開かれたのは召集の要求があってから三ヶ月以上も後のことである。なぜ召集時期をそんなに先延ばしするのか。この批判に対して政府与党は、せっかく開く臨時国会には国民生活にとって重要な「働き方改革」に関する法案などを提出することにしていて、それには準備期間が必要だと、その理由を説明していた。


 その舌の根も乾かないうちの冒頭解散である。冒頭に解散するから審議はしない。したがって、法案も提出しない。おやおや、国民生活のための法案準備などと言っていたのは、単なる先延ばしの方便に過ぎなかったのか。人を小馬鹿にするのもいい加減にするがいい。


 こんな姑息な態度を含めて、このたびの冒頭解散は違憲だと断じるのだが、政府与党にはそんな危惧など微塵もなさそうだ。誰かが裁判に訴えても、どうせ勝つに決まっていると高を括っているのだろう。裁判所は明らかになめられている。筆者はこれまで七条解散があるたびに、理不尽に議員の身分を断ち切られた現職が訴訟をしないかと期待してきたが、今回は従前に倍してそんな人が現れるのを希っている。


 と言うのは、最高裁判所は過去の七条解散に係る訴訟では合憲とも違憲とも判断を示していない。衆議院の解散に「高度の政治性」を認めるとして、憲法適合性の審査を回避したのである。そもそも裁判官たちが合憲だと考えるなら、持って回った判決にする必要はない。合憲だとはとても言えないから逃げたに違いないと筆者は睨んでいる。
 それはともあれ、再び百歩譲って最高裁判所のこの判決を受け入れたとして、果たしてこのたびの臨時国会冒頭解散にも「高度の政治性」が認められるだろうか。筆者にはとてもそうとは思えない。むしろ、先に見たように姑息で人を小馬鹿にした「低度の政治性」しか認められないのではないか。こんな解散をも、最高裁判所は持って回った判決で違憲審査を回避するのかどうか、是非知りたいと思う。最後にもう一度、失職する議員の誰か、訴訟を提起してみないか。

(雑誌「世界2017 11月号 」『「片山義博」の「日本を診る」』から一部転記)

 

 

 一国の長である「総理大臣」自らが行った今回の「衆議院解散」が「憲法違反」であることは、解散時に、幾つかのマスコミと、多くの憲法学者や識者が、声高らかに指摘していた。

 しかし、今は?どうだろう? 「総理大臣」自らが「憲法違反」を犯しても、何も起きない。この国は、既に、「法治国家」を通り越して「独裁国家」に成り下がったか?

 

 

 

 今日も朝から肌寒いお天気でした。夜になって、少し雨脚が強くなってきたようです。

 

 プロ野球セ・リーグの「クライマックスシリーズ」、阪神 VS DeNA横浜ベイスターズの「泥んこ試合」を終わりまで見ていた。

 あれほどの状況でも試合を強行するには、それなりの理由があるのですが、別の機会に詳しく書きましょう。

 

 

 明日もゆっくりのんびりいきましょう。