どうやって「ツケ」を返すのか?

 

 夕方から雨になりました。明日の朝には止むそうですが、その後は、また、寒くなるようです。

 体調管理が難しいです。インフルエンザ(人間も鳥も)も流行っているようで、気をつけましょう。

 

 今朝、皆様の大嫌いな「朝日新聞」にこんな記事(コラム)が掲載されていた。

 

 私的にも、何回か、「もうアベノミクスは誰も言わなくなった・・・」とか「失敗に終わったアベノミクスを覆い隠し、国民の視線をそらすために次なる施策を・・・」とか「全国津々浦々に届くはずの成長の果実は・・・」とか「日銀がとうとう白旗を揚げた・・・」とか、幾つか書いた。

 

 

 このコラムに記述された内容は、そんな拙い私の記事との共通点が見いだせるような気がして引用(転記)させて頂いた。

 

 朝日新聞 2016年12月13日(火)朝刊 第7面(経済面)

 『波聞風問(はもんふうもん) 編集委員 原 真人

 

 「教祖」の変節 アベノミクスよどこへ

 

 ・・・・・

 人為的にインフレを起こすリフレーション(reflation)はアベノミクスの主軸政策だ。その提唱者である浜田宏一米エール大名誉教授の変節が最近、リフレ論者たちを失望させ、政府幹部や経済学者たちをあきれさせている。

 リフレ派は、日本銀行が空前の規模のお金を市場に投入する政策で必ずデフレから脱却して景気が良くなる、と主張してきた。浜田氏はその指導者であり、安倍晋三首相がアベノミクスの理論的支柱として内閣官房参与に迎え入れた経済プレーンだ。

 その当人が突然「QE(量的金融緩和)が効かなくなっている」(「激論マイナス金利政策」日本経済研究センター編)と言い始め、「学者として以前言っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」(日本経済新聞11月15日付インタビュー)と白旗を掲げたのだから、関係者は驚いたに違いない。教祖が突然「信仰をやめる」と言い出したに等しい。

 現実を見ればリフレ論を掲げ続けるのには無理がある。日銀がいくら市場に資金を投入してもインフレの兆候は見えないからだ。足元の消費者物価は8ヵ月連続でややマイナス。リフレ派がいくら強弁しようと、政策の誤りは隠しようがない。

 日本銀行でリフレを推進してきた岩田規久男副総裁らも事実上の転向を余儀なくされ。9月の政策決定会合で、お金の量の拡大に必ずしもこだわらない新政策への変更に反対票を投じなかったのだ。

 当人たちは現状をどう総括しているのだろうか。

 浜田氏に取材を申し入れたが、残念ながら回答は得られなかった。

 「リフレ派は終わった」と断じるのは中原伸之氏だ。浜田氏とともにリフレ論を唱え、首相の経済ブレーンを務めてきた元日銀審議委員だ。

 「私はリフレ派というよりリアリスト。インフレ目標にこだわって手を広げるより、名目国内総生産を目標にじっくりやればいい」と語り、日銀に路線修正を求める。

 問題は「リフレ派なき日銀」に変わったとしても、金融政策がきれいさっぱり正常化するわけではないことだ。 市場にたまったお金の量は平時の3倍の415兆円にもふくらんでしまった。今後の金融のリスクを考えれば、これは放置できない。

 しかもこれが年間80兆円ベースで増え続ける仕組みを、日銀はいまも明確には修正できていないのだ。

 経済危機をしのぐため先進各国は異常な金融緩和にのめり込んだ。その危機が終わり米国はすでに利上げに転じ、正常化に動き出した。欧州も量的緩和の縮小を決めた。 ひとり日銀だけが出口論の議論さえ「時期尚早」(黒田東彦総裁)と封印し続ける。

 アベノミクスの呪縛にとらわれた日銀が生みだす金融政策の異常。それが、こんどはアベノミクスそのものを漂流させようとしている。

 ・・・・・

 

 安倍首相が「アベノミクス」の理論的支柱として内閣官房参与に迎え入れた方ですら白旗を揚げるに至ったのだから、その政策の「失敗」は明白。首相本人の言葉からも「アベノミクス」という語句は消えていて「成長戦略」なる語句が多用されるようになった。尚更わかりにくい。

 

 そろそろご本人も白旗を揚げた方が「痛手」は少なくて済むのでは・・・と思う。意味もなく無理に引っ張り続けると、その後に待ち受けているのは想像をはるかに超えた「痛手」だろう。

 

 得意の「お約束と異なる新しい判断」とかで軌道修正しますか?・・・ね。

 

 しかし、金融緩和の旗印の下で市場に送り込んだお金の後始末はどうするのだろう? こちらの方は白旗を揚げるだけでは何も解決しない問題でもある。

 

 とんでもない「ツケ」を残してしまった。偉そうに踏ん反り返ってる場合ではない!

 

 

 さて、明日も早朝から福祉ボランティア活動だ。今週のハードな福祉ボランティア活動は、明日で一先ず終了。

 

 

 

 明日もゆっくりのんびりいきましょう。