「師走」の日曜日。

 

 十二月九日の記事からの続きです。

 同日と同様に、この所数日の記事の題材としている事柄を、より的確にお伝えできればと思い、愛読月刊誌に寄稿された専門家による記述を引用させていただくものです。

 

 前回の終わりで、「嘘」をつく・・・に言及していましたが、その続きになります。

 

 稲田防衛大臣の言動や行動には「?」が付くことも多いのですが、国会で答弁に詰まり泣き顔になって、安倍首相の「助け舟」(質問者の持ち時間を食い物にするだけで殆ど意味のない助け舟なのだが・・・)に救われたり?もしている。

 

 寄稿文中にある「八月十五日の件」では、防衛大臣たる者が「靖国参拝」などしようものなら、隣国から何を言われるかわからないので、それを心配した官邸は、急遽、海外出張を命じて、それを回避した・・・というのが分かりやすい説明。

 この時の服装がまるで休暇で海外旅行に出かけるかのような軽いもので、とても職務遂行のための海外出張とはどう転んでも言い難いもので、この服装の件についてのみは各紙が論評したものだ。

 

 「南スーダン」の件では、「戦闘」か「衝突」か・・・というどうでもいい議論で(突き詰めるところ、政府軍と反対勢力が「ドンパチ」やったには違いない。七時間で何がわかるか?・・・と)国会でも論戦となったので、ある程度は各紙報道したが、国連安保理の緊急人道支援については、「書いたよ・・・」程度であった。

 

 以下、専門家の記述を流用させて頂くことに。

 

 「世界一月号」 

世界 2017年 01 月号 [雑誌]

世界 2017年 01 月号 [雑誌]

 

 

 「平気で嘘をつく人たち」 神保太郎 P.36~

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 最後に、このところ安倍首相の信任が厚い稲田朋美防衛大臣の言動をファクトチェックしてみた(矢印以下に疑問符を付した。)

 ①八月十五日、稲田大臣は靖国参拝を取りやめ、アフリカのジプチに「ソマリア沖海賊対策部隊」を慰問した。(→しかし、この二年間海賊事件は起きていない。あれほど靖国参拝にこだわってきた稲田氏が、右翼団体からの非難をよそに、緊急性の低いジプチ訪問を決めたのか?)

 ②稲田大臣は自衛隊の「駆けつけ警護」の決定を前に南スーダン視察を予定。抗マラリア薬を服用したところ蕁麻疹の副作用が出た。九月十五日の出発を急きょ延期した。(→国連の報告によると、南スーダンでは八月から九月末にかけて、難民の大量流出、集団レイプ、援助活動への襲撃などが起こり、国連安保理が緊急人道支援を訴えていた。揚げ足を取るようだが、一ケ月前に訪問したジプチもマラリア多発地帯で予防薬は必須。その時は副作用はなかったのか?)

 ③一〇月八日、稲田大臣が南スーダンを訪問、首都ジュバに七時間滞在し、帰国後、「衝突」はあるが「戦闘」はないと報告。(→一一月に黒塗り解除された防衛相資料には、「衝突発生箇所」が「戦闘発生箇所」とある。国会答弁は虚偽だったのか?)

 ④一一月一五日、南スーダン派遣PKO部隊に「駆けつけ警護」任務を閣議決定で付与。二〇日、青森の部隊に任務発令。稲田防衛大臣は自分に全責任があると言明。(→しかし、一一月に入って国連事務総長南スーダンが「カオスに陥りつつある」と声明、ジェノサイドのリスクを警告。これは、安倍首相が国会で「撤収を躊躇することはない」と答弁したまさにその事態ではないのか?)

 事態は動き始めている。トランプ氏が在日米軍の負担増を求め、さもなければ基地の撤退を仄めかすと、稲田大臣は早速「自主防衛」の必要を口にした。それに対して沖縄の翁長知事は、基地が撤去されることを「期待して見守りたい」とだけ返した。これが大人の反応というものだ。高江のヘリパッド建設に反対する住民に対し、大阪府警の機動隊員が「土人」と言った。これに対する反応は、怒りと悲しみであった。その分、沖縄は「オール沖縄」の色を一層濃くした。

 「オール」と言えば、参院選で「オール福島」も旗揚げをした。そして、知事選では「オール鹿児島」「オール新潟」の民意が見えた・地元経済を考えればこと簡単ではないが、徐々に「オール反安倍政権」の空気が漂い始めた。折しも、核兵器禁止場や伊¥九締結に対して、日本政府がアメリカと同じ反対票を投じ、広島、長崎の被爆者から猛反発を受けた。のみならず、核不拡散条約に入っていないインドに原発技術を輸出するという。そして、震度5弱福島第二原発三号機の冷却停止が起こった。安倍政権に狂いが生じているようだ。

 自民党が総裁任期の延長を決めた。まさか安倍政権の「道半ば」を延長させる目的ではなかろうが、この頃を境にその終わりの始まりが見えてきたのも皮肉なことだ。メディアは今こそファクトチェックに徹し、政治の闇を暴くときである。

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 いずれにしても、「そろそろ・・・」という空気を誰よりも強く感じ取っているのは、当の本人・安倍首相だろう。

 

 このところの、なりふり構わず、数の倫理だけに目を向け、世論に気配りする余裕もなく、次から次へと法案を成立させ、唐突に行動している姿には、痛いほど「それ」を感じる。

 

 そのような姿を見るにつけ、メディアは?報道は?どうだろう? 「野党が弱いから仕方ない・・・」的な言い方や報道には違和感を覚える。

 

 もう、「アベノミクス」などと誰も言わなくなりました。どうしてでしょう? そこを鋭く追及していくのが「メディア」本来の役割ではないのか?

 

 

 

 NHKの会長が交代するという。このところのNHKの番組を見ていると、この公共放送は何処を向いているのだろう?と疑問符がいくつも付く。

 

 新聞のコラムに「紅白歌合戦」のことが書かれていたが、その方は、若い女の子たちが大挙してステージ上を動き回る演技(歌ではなく演技)に違和感を覚えて、それ以来見なくなった・・・という。(どれくらい前からだろう?)

 少なくとも「歌合戦」という語句には、老人の私でも違和感を覚える。私的に言えば、かなり前の、その時の「トリ」を任された「北島三郎」さんの唇に雪に見立てた紙切れが付いた・・・とき以来見ていない。

 

 後任とされる方がどの様な方なのかは存じ上げないが、少なくとも、肝心要の報道番組では「真ん中」を進めるように改革してほしいと思う。

 

 

 

 

今日も朝から良いお天気です。日が昇るころは雲が多めでしたが。師走とは言え我が住宅地は静かな日曜日だ。「大掃除」をするには少し早いようで、誰もやっていない。

 

 今日の「富士山」は雲がかかってよく見えません。午後になったら少し見えやすくなるかも?

 これは昨日の朝の写真です。

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 なんだかんだと言いながら、これを望むと「晴れ晴れした気分」に一瞬でもなれます。

 

 

 

 

 明日からは、連日、福祉ボランティア活動と自分の奇形心臓通院(今回は年に一度の諸検査も併せて2日間通院)だ。

 自分のことは置いといて、福祉ボランティア活動では、年末年始を乗り切るための「投薬」を得るための通院が多く、福祉車両運転もスケジュールがキツイ。

 

 

 

 さあ、今日も明日もゆっくりのんびりいきましょう。